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5.長良川文化フォーラム2011

長良川文化フォーラム2011を開催しました

 今年度の長良川文化フォーラムは「水との闘いの歴史を探る」と題し、花園大学の伊藤安男名誉教授による講演会と輪中館、輪中生活館、釜笛町水屋の見学会を行い、合わせて今年度の活動報告会を開催しました。
午前中には、会員の皆さんが今年度の主要5活動について、それぞれの体験にもとづいた活動報告を行い、一般参加者の皆さんに対してフォーラムへの参加の呼びかけも行われました。その後、伊藤教授による講演会「長良川の人々と水との共生」を開催しました。
昼食後、伊藤教授による案内で、輪中館、輪中生活館、釜笛町の水屋を見学し、輪中とともに闘ってきた住民の生活にふれることができました。

◆「長良川文化フォーラム2011」概要

日時 平成23年2月18日(金)

場所 大垣市輪中館、輪中生活館、釜笛町水屋群

参加者 36名

 

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 ◆活動報告会

 バスで輪中館に到着後、併設する日新地区センター(多目的ホール)にて本年度の活動報告会を開催しました。
活動報告を行う会員の皆さんは、報告の中で俳句を織り交ぜたり、フィールドワークの現場に再度出向いて調べた結果を報告したり、積極的に自らの言葉で活動を振り返っていました。

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◆講演「長良川流域の人々と水との共生」 花園大学名誉教授 伊藤安男先生

■輪中は運命共同体
・輪中が見られるのは、世界中でここだけ(つまり、この地域に洪水が多いということ)
・昔は土木技術が未完のため、水神にたよっていた(決壊点に水神を祭った)
■水屋
・一握りの人しかもてなかった
・他の人は、村共同で助命檀=命塚をつくった
■洪水が多い2つの理由
・地理的要因:濃尾平野の造盆地運動で東が高、西が低。木曽川、長良川、揖斐川が西に集まった
・社会的要因:尾張藩がお囲い堤を造る(美濃を3尺低く)。洪水が増え約80の輪中ができた
■木曽川、長良川、揖斐川について
・3つの川でありながら、実は3つの川ではない(三川はつながっている)
・全国の県都の中で、中心部に清流が流れるのは岐阜だけ(長良川は都市の憩いの空間)
・長良川は、コントロールしにくい河川。川のキャパ、鵜飼観光面から川幅を広げられない
■治水について(治水はパーフェクトではない)
・宝暦治水:薩摩藩が治水工事を実施したが三川分離はできなかった
・明治の改修:オランダ人デ・レーケにより、三川分離が完成(明治最大のプロジェクト)
・治水と水防訓練は車の両輪

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講演の後、伊藤先生のご案内で、輪中館、輪中生活館、釜笛町水屋群を見学しました。

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