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2.長良川探訪

長良川探訪 ~古今伝授と水と踊りのまち 郡上八幡~

 平成19年11月16日(金)の午前8時、じゅうろくプラザ前を出発し、途中関市からの参加者も合流し、『長良川探訪~古今伝授の里と水と踊りのまち 郡上八幡~』に多くの市民の皆さんとともに出かけました。
 今回は、昨年の「長良川探訪3回シリーズ」を受けて、大和・郡上地域の流域文化を探るものです。当日は、紅葉も美しく、豊かな自然とその中で育まれた文化を充分堪能することができました。
 参加者の皆さんにも、喜んでいただくことができたのではないかと思います。


1.郡上八幡穀見野処刑場跡
 まずはじめに、郡上八幡穀見野処刑場跡に立ち寄りました。この処刑場跡には、郡上一揆に立ち上がり、処刑された農民を供養した石仏等があります。供養塔の前で一揆の歴史を学びながら、当時の農民の現実や社会のありように心をはせました。郡上踊りの「かわさき」の歌詞 ~ 郡上のナハ 出て行くときは 雨も降らぬに 袖しぼる ~ は、まさにこの一揆のことを唄ったということでした。

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2.古今伝授の里フィールドミュージアム
 次に、郡上市大和町にある「古今伝授の里フィールドミュージアム」を見学し、館長さんから詳しい解説をしていただきました。鎌倉時代にこの地を納め、古今集研究の第一人者として、その奥義を伝える「古今伝授」の祖「東常縁(とうのつねより)」のお話をお聞きしながら、東氏城跡をご案内していただき、また、館内では美しい和歌の展示を前にして、四季の移ろいや人の情愛などを豊かに詠いこんだ数々の和歌を教えていただきました。
 ミュージアムの中から眺める紅葉の山々は、大きな窓によって絵画のように切り取られ、和歌の世界とあいまって、私たちを中世に連れ立つようでした。
同じ言葉による伝統的芸術である俳句を主題とした第3回長良川文化講座「長良川を詠う」につながる見学であったと思います。

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<館長さんの解説>

3.郡上八幡市内散策

 古今伝授の里で、各自昼食をとった後、郡上市内に場所を移し、郡上市の観光案内人の方のユニークな説明を受けながら、市内散策を行いました。
 ほかにも多くの観光客の方がおられ、水と共生する市民の暮らしそのものが、多くの人をひきつけている様子がうかがえました。
以下、いくつかの箇所を写真でご紹介します。

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<観光案内人の方の説明を受けながら郡上の町並みを散策>


16.11.07_5.jpg<郡上八幡旧庁舎記念館>


16.11.07_6.jpg<市内を流れる清流吉田川>


16.11.07_7.jpg<宗祇水(そうぎすい)>

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街なかの水路 
 郡上市街には、郡上八幡旧庁舎横を流れる「いがわこみち」、城下の町割にそって縦横に流れる「御用用水」、柳町を流れる「柳町用水」など、多くの水路がいたるところに流れています。
    (参考:郡上八幡観光協会HP)

 
 
 

4.郡上八幡城見学
 最後に、郡上八幡城を見学しました。
 駐車場から、お城までの坂道を登っていくと汗ばむほどで、秋の風がすがすがしく感じられました。
城の中の展示に、城建築時に「人柱」として献上された女性の話が紹介されていました。郡上八幡の名産物「肉桂玉」の文字の由来はここにあると言われています。

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5.おわりに
 長良川文化フォーラムが昨年取り組んだ『長良川探訪3回シリーズ』を引き継ぎ、中流域で訪ねていない大和・郡上地域を『探訪』しました。
 皆さんから大きな反響をいただき、さらに下流域への『探訪』の希望も多く寄せられています。これからの企画についても、スタッフ一同、頑張って取り組んでいきますので、皆さんの参加をお待ちしています。
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